みんな「同じ」
だけど、
みんな「違う」
個性とは何かを問う。
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『正解のないカタチ、それぞれの可能性』
滋賀県立大学 生活デザイン学科 21期生 卒業制作優秀者 3名に授与されたトロフィー。
このトロフィーは、分解と組み立てが可能である。それぞれのパーツは、既製のバネやボルト、馴染みのある素材で製作したシンプルな形で構成されている。
受賞者は、想像力を掻き立て、自分のトロフィーを組み立てなければならない。
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モルタル、真鍮、アルミ、木、ゴム紐、発泡スチロール、バネ、ボルト、ワッシャー、磁石、フェノール樹脂、エポキシ樹脂。これらの素材は、生活デザイン学科の特質から暮らしの中の馴染みのある素材を選んだ。
「穴に通す」「ボルトで固定」「磁力でくっつく」「ゴムで引っ掛ける」の方法でパーツが接合される。穴の径、ネジピッチ、長さはすべてのパーツに対応できるよう規格を統一している。モルタルの土台にφ6mmの真鍮の軸棒をねじ入れ、軸棒を中心に全てのパーツを自由に組み込んでいくことで、それぞれ形の違うトロフィーが完成する。
3名に授与されるトロフィーのパーツ構成は同じだが、唯一真鍮の円柱パーツの側面に彫刻された名前のみが自身の名で彫刻されている。
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//Plan
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//Process